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中国が、CPUの設計として「RISC-V」を推奨

世界的に、現在、インテルx86アーキテクチュア、ARMアーキテクチュアが主流である。

十数年前までは、MACパソコンがインテル対応となった事もあり、インテルがAMDと一緒にx86が市場を締めていた。しかしながら、携帯用のモバイル用途と市場が増えた時に、インテルx86が小型消費電力の性能がCISCア―キテクチュアの影響もありRISCに性能が逆転する状況となり、現在、PC向けにはインテルx86、モバイルにはRISCのARMが主流になる状況である。中国は、オープンソースであるRISC-Vが、ライセンスがあるARMより望まれるので、採用を推奨を宣言した。ARMのコア高速化技術に追いついていないが、内部が公開されて開発が加速される事を予測して、その加速の為にも発表したのであろう。RSIC-VがARMに追いつくには時間がかるが、数年で追いつく可能性がある。高速化技術もAIを利用すれば、回路ソースの自動生成の効果を活用できるであろう。

中国、半導体設計で「RISC─V」の利用推奨へ

[北京/上海 4日 ロイター] Che Pan, Brenda Goh
2025年3月4日午後 8:10 GMT+93時間前更新
中国、半導体設計で「RISC─V」の利用推奨へ=関係筋
[北京/上海 4日 ロイター] – 中国当局は半導体の設計で、オープンソースの「RISC─V(リスクファイブ)」アーキテクチャーの全国的な利用を初めて推奨する。関係筋が明らかにした。西側技術への依存度低減を目指す狙いがある。
当局は今月中にもRISC─Vの使用促進に関する政策ガイダンスを発表する可能性があるという。
関係筋は国家インターネット情報弁公室、工業情報化省、科学技術情報通信省、国家知識産権局など8つの政府機関が共同でガイダンスをまとめていると明らかにした。
RISC─Vは半導体を設計するための技術で、スマートフォンや人工知能(AI)サーバーのCPU(中央演算処理装置)など、比較的高度ではない半導体の設計に用いられている。
RISC─Vは世界的に普及している英アームの「Arm」やインテル(INTC.O), opens new tabの「x86」といった独自仕様のアーキテクチャーと競合している。
中国では近年、国有企業や研究機関の間で、地政学的リスクの影響を受けにくいRISC─Vの活用が広がっているが、政府は公式な政策として言及していない。
一方、米国では中国でのRISC─Vの利用拡大への警戒感が高まっている。
先週中国で開催されたRISC─Vに関するイベントで、業界幹部らは、中国の新興AI企業ディープシークが開発したAIモデルはそれほど高性能ではない半導体でも効率的に動作するため、同社のAIモデルの人気がRISC─Vの採用を促進する可能性もあるとの見方を示した。

AIがRISC-V CPUを5時間以内で設計
中国の研究者グループが6月21日(協定世界時)、AIを使用して5時間以内にRISC-V CPUを設計したとして論文「Pushing the Limits of Machine Design: Automated CPU Design wit...


AIがRISC-V CPUを5時間以内で設計
浅井 淳志2023年7月3日 16:58
(a)CPUコア全体のレイアウト、(b)パッケージング後のCPU、(c)CPUの評価用プリント基板
 中国の研究者グループが6月21日(協定世界時)、AIを使用して5時間以内にRISC-V CPUを設計したとして論文「Pushing the Limits of Machine Design: Automated CPU Design with AI」を発表した。
 人間と同等またはそれ以上の機械設計能力を持つAIを作り出すことで、CPUを自動設計するAI技術を開発することを目標とした本研究では、CPU設計を自動化するためにCPUの一連の入出力をAIに学習させ、Binary Speculation Diagram(BSD)というグラフ構造などを利用することで、RISC-V CPUをゼロから設計した。
 AIが設計したCPUは、65nmプロセスで製造され、最大300MHzで動作。Intelが1991年に発売した「486SX」と同等の性能を持ち、約5時間で設計することに成功したという。
 論文では人間によるCPU「i486」の開発期間を例に、CPU設計における人間とAIの時間を比較。人間によるi486開発では検証段階だけでも190日以上かかったのに対し、AIは5時間以内で設計を完了しており、約1,000倍の時間短縮を達成したと述べている。
 同研究グループは、本研究によるAI技術が既存の半導体業界の設計サイクルを大幅に短縮できる可能性を示唆している。

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